特別区の面接に合格する方法!面接カードとコンピテンシー面接とは?

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「特別区の面接ってプレゼンがあるの!?」

「特別区の面接はちょっと変わってるって聞いたけどホント?」

 

特別区の面接についてたくさんの質問をいただきます。
対策がわかりやすい筆記試験と比べて、面接への不安は多いからだと思います。

結論から言うと皆さんがおっしゃる通り、特別区の面接は他とは一味も二味も違います!

プレゼンがありますし、会場は特殊ですし、面接手法も独特です。

特別区採用試験の2次試験は個別面接一発勝負ですが、筆記試験の成績全体と同じ配点と言われていますので、面接の成績次第で合否がカンタンにひっくり返ります!

したがって、事前にしっかりとした情報を得て万全の対策をとることが必須です。

そこで今回は、実際に特別区の面接を経験した合格者たちが、特別区の面接の深層までバッチリと解説していきます。

 

特別区面接の基本情報

試験日時、会場

大田区産業プラザPio外観(会議室.comより:https://www.kaigishitu.com/detail/13568/

特別区採用試験の2次試験は個別面接一回だけです。

1次試験合格者に対して、「1次試験合格通知書、2次試験の案内、面接カード」の3点が郵送されます。このうち、2次試験の案内に詳しい日時、会場が載っています。

2次試験の会場・日時は毎年つぎの通り。

会場・日時

日時:郵送された「2次試験の案内」に日付と集合時間が記載されている。
会場:大田区産業プラザPioの1Fの大展示ホール(例年)
アクセス:京急蒲田駅より徒歩約3分 JR蒲田駅より徒歩約13分

大田区産業プラザPio HPより(https://www.pio-ota.net/access/

 会場は例年、大田区産業プラザPioです。

 最寄り駅は京急蒲田とJR蒲田駅ですが、よほどの事情がない限り京急蒲田駅をおすすめします。なぜならJR蒲田駅から会場まで10分以上も歩くからです。面接試験は暑い季節に行うため、無駄に体力を消耗してしまいますし、道に迷ってしまうリスクもあるため、最寄りの京急蒲田駅から向かうのがベターです。

先輩合格者
先輩合格者

 実際に本番の感覚をつかむためにも、会場の下見はぜひ行ってください!当日に迷う心配がなくなりますし、本番の環境に慣れることができます。

 

 試験日時は、完全にランダムです。受験生にはどうすることもできません。指定された日時に従うことになります(社会人の人には配慮してもいいのでは?と思いますが。。)。
 日程は、一番早い日程の人と、一番遅い日程の人では2週間ほど差が出ます。
 たとえば、2次試験の期間が7/8~7/21まで場合、一番早い人は7/8、一番遅い人は7/21に受験することになります。また、集合時間も朝9時や、昼13時といったようにバラバラです。

先輩合格者
先輩合格者

1次試験の成績によって日程が決まる?という噂がありますが、誰にも分かりません。気にしても無駄なので、面接対策に注力しましょう!

 もし早い日程の試験だったとしても、万全な状態で立ち向かえる準備が必要です。
 ほとんどの合格者は、1次試験開始よりも前から面接対策をしているようです。

 

試験当日をリアルに再現!

 普通の地方公務員試験は、受験する自治体の本庁舎へ行き面接するだけです。

 しかし特別区は、たくさんの受験生を短期間で面接しなければならないので、まるで軍隊のような試験システムが採用されています(!)。
 とても珍しいシステムなので、どんなものか詳しく解説していきます。リアルにイメージできれば本番、不要な心配をしなくて済みますからね。

試験当日の流れ!
  • 会場に到着!

    集合時間までに大田区産業プラザPioに到着してください。

  • 1Fの受付で面接カードを提出する

    入口に入ってすぐ受付があります。そこに面接カードを提出します。
    ※令和2年度はコロナの影響もアリ事前郵送になりました。

  • 会議室に案内されるので、時間まで待機する

    時間まで6Fの会議室で待機するよう案内されます。ここが受験生たちの控室になります。受験番号を元に、自分の席に着きます。同じ日時の受験生がここでたくさん待機しています!

  • 面接開始時間が近づくと、対象者が呼ばれる

    待機している受験生は、さらに3つのグループに分けられます。試験時間になると、対象のグループの人たちが呼ばれます。それ以外の受験生は引き続き待機です。呼ばれるまであなたがどのグループなのかは分かりません。

  • 1F大展示ホールへ行進する!

    呼ばれた対象者たちは、受験番号に沿って整列させられます(!)。そして、軍隊のように行進しながら会場である大展示ホールへ向かいます。

  • 面接ブース前で待機

    大展示ホールに入ると、たくさんの面接ブースが設けられています。その中からあなたの面接ブースに向かい、ブースの入り口手前で待機します。

  • いざ、面接開始!

    試験開始の合図が大展示ホールに響き渡るとともに、一斉にブースへ入場し面接開始です!たくさんあるブースで同時に面接が始まります。

  • (面接中・・・)

    面接官は3人。各区から集められた管理職たちです。
    簡単な自己紹介とアイスブレークのあとに、いよいよ3分間プレゼンをします。その後に通常どおり面接が行われ、約30分程度で試験終了。

  • 面接終了!

    各ブース一斉に面接が始まるので、終了もほぼ同時です。他のブースが終了したからといって焦る必要はありません。終わったブースから順に帰宅になります。お疲れ様でした!

 

このように、普通の公務員試験とは一線を画した面接システムです!

本番当日いきなりこんな状況におかれたら動揺してしまうと思います笑

ここでイメージを掴めたと思うので、それだけで大きなアドバンテージになるはずです!

さて、面接ブースについて気になった方が多いと思います。面接ブースとは、パーテーションで区切られた小さな空間です。イメージとしてはこんな感じ。

エイトレント株式会社HPより引用(https://eightrent.co.jp/case/4626/%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%AB%EF%BC%95-48/

このブースが大展示ホールにたくさん設置されています。

ちなみに大展示ホールの様子はこちら。

大田区産業プラザPio HPより(https://www.pio-ota.net/facilities/daitenji/

 この広ーい空間に面接ブースがいくつも作られています。ブースはパーテーションで区切られただけなので、隣でやっている面接の声もけっこう聞こえてきます。したがって、大きな声でハキハキと話さなければ面接官には届きません。

 面接官は各区から集められた管理職級職員3名です。あなたの志望先の職員が面接官かもしれません。江戸川区だけは専願なので、江戸川区職員のみが担当します。

 面接試験の概要については理解できたでしょうか?

 では、次はいよいよ面接対策を徹底的に解説していきます!

特別区はコンピテンシー面接

 特別区の面接は、「コンピテンシー」を評価されていると言われています。
 では、コンピテンシーとはいったい何のことでしょうか?

コンピテンシーとは、高業績者に共通してみられる行動特性のことです。

「ある職務や役割において優秀な成果を発揮する行動特性」などと定義されています。社内で高い業績を上げている社員の専門技術・ノウハウ・基礎能力等を細かに観察し、何がその人を「仕事のできる社員」にしているのかを明らかにするものです。
そして、この”コンピテンシー”を行動基準や評価基準に活用することにより、社員全体の行動の質を上げていこうというわけです。

MS Agentより(https://www.jmsc.co.jp/knowhow/column/no3.html

 すなわち、「特別区の優秀な職員」と「受験生」が似た行動特性を持っていれば、理想的な人材だということです。
 似た行動特性を持っていれば採用後も優秀なはたらきが期待できるだろう、という非常に合理的な面接手法です。

 コンピテンシー面接の基本は「深掘り」です。これについては後程くわしく解説しますが、簡単に言うと面接官はあなたの不変的な行動特性を知りたがっています。

 同じような自己PRでも、よくよく掘り下げると全く違った行動特性が見えてくるかもしれません。素晴らしい成果や経験を持っていたとしても、それ自体は評価されません。運やその時の環境に恵まれていただけかもしれないからです。

先輩合格者
先輩合格者

したがって、成果や経験ではなく、そこに至った考え、行動だけが見らています。

 あなたの自己PRを掘り下げ、さらに掘り下げて、不変的な行動特性を見極める!これによりあぶりだされた行動特性な不変的なものなので、採用後も同じ行動を期待できるという理屈です。

 一見、非常に対策が難しい試験のように思えます。しかし勘のいい方、もしくは民間企業でコンピテンシー面接を経験した方ならご存知かもしれませんが、明確かつ定番の攻略方法があります。

それは、「特別区の優秀な職員」が、どんな行動をするのかを想像して回答することです。
 「特別区の優秀な職員」という正解が既に用意されているので、あなたの回答をすべてそれに合わせることで文句なしの面接ができるようになります。
 ただ闇雲に自己分析や面接カード作成をするのではなく、このように戦略的に対策することでガッチリ合格をつかむことができます。

 

「特別区の優秀な職員」とは?

では「特別区の優秀な職員」とはいったいどんな人材のことを表しているのでしょうか?

それは、公式サイトでも言及されている通り「自ら考え行動する人材」ということになるでしょう。具体的に求められる能力も載っていますので、必ず公式ページはご覧ください。
特別区採用試験情報公式ページ

 ではさっそく、これらを踏まえて面接カードの書き方について解説していきます!

 

面接カードはこう書く!

面接カードは1次試験の合格通知とともに郵送されます。2次試験当日までにこの面接カードを書くことになります。

ちなみに、面接カードは事前提出ではなく、当日受付に提出するだけなので、当日までに何度でも修正可能です。

※令和2年度は事前郵送になりました。したがって、提出後の修正はできません!

先輩合格者
先輩合格者

裏を返せば面接官は面接直前に、はじめてあなたの面接カードを読むことになります。なので、読みやすさ重視です!

 さて、特別区の面接ではこの面接カードが非常に重要です。

 なぜならば、面接カードを中心に面接が進行していくからです。面接カードの出来栄え次第で面接の流れも決まってしまうということになります。

 面接カードの設問は全部で3問。

 いずれも文字数制限は無いので、文字のサイズを調節することで結構な字数を書くことができます。基本的には1行40文字程度で5行書くことになるので、1問につき800文字前後になります。

事前にちょっとしたテクニックをひとつお伝えします。

面接官は、面接終了後に面接カードを読み返してあなたのことを思い返して採点します。したがって、面接カードの内容はとにかく「わかりやすく」「インパクト(情熱)がある」内容にすることがコツです。

面接カードを読み返してわかりづらかった場合、あなた自身の話も分かりづらかったと印象に残ってしまうでしょう。
インパクト(情熱)ある面接カードならばあなたにプラスの印象が残りやすくなります。プラスの印象に残った受験生は全体的な印象もプラスに傾くので、高得点を付けてもらいやすくなります。

それでは1問づつ解説していきます!

あなたが特別区でどのような仕事に挑戦したいか、あなたの強みと志望動機も含めて具体的に書いてください。※面接の冒頭に3分程度でプレゼンテーションしていただきます。

 一番最初の設問です。「強み」「挑戦したい仕事」「志望動機」と、書くことてんこ盛りです笑

 面接カードではひとまずコンパクトに書いて、3分間でプレゼンテーションでしっかりと伝えるかたちになります。

 3分間プレゼンテーションは、特別区名物の面接手法です。面接の冒頭に軽いアイスブレークをした後に、すぐに3分間プレゼンテーションを求められます。

 3分間プレゼンテーションはとにかく準備に時間がかかりますので、対策に使った時間がそのままクオリティに反映されます。
 特別区が第一志望ならば時間を惜しまず対策しますが、そうでなければそれなりの対策で終わります。

先輩合格者
先輩合格者

3分間プレゼンテーションがめんどくさくて辞退する受験生もたくさんいます笑

 特別区は内定辞退者がかなり多いので、3分間プレゼンテーションで第一志望の受験生を見極めて、内定辞退の悲劇を減らしたい!という切実な思いがあります。

 3分間プレゼンが苦手だという受験生は多いですが、やればやるほど必ず上達します!
 いまはどれだけ苦手でも全く問題ありません。覚悟を決めて、練習し続けることで着実に成果はでます。
 諦めず、できるだけ毎日練習しましょう。

 

 さて、面接カードの書き方に移ります。書くべき内容はたくさんありますが、基本は以下の通りです。

  1. 強み
  2. 強みを発揮したエピソード
  3. 志望動機(できればエピソードと関連させて)
  4. 挑戦したい仕事(志望動機と関連させて)

 面接対策の一環で自己分析は必ず行うと思います。そこで見つけた強みを書いてください。

 そして、その強みを裏付けるエピソードを書きます。エピソードは3分間プレゼンでしっかりと語るので面接カードではサラッと1センテンスでまとめるのが基本です。

 次に志望動機を書きます。できればこの志望動機、前述のエピソードがきっかけであることが望ましいです。一貫性があれば、聴いている側としては納得しやすいからです。

 最後に、強みに再び触れつつ挑戦したい仕事を書きます。挑戦したい仕事は志望動機と関連させるべきでしょう。こんな仕事に挑戦したいから特別区を志望した、という流れになれば一貫性があります。

 ここで思い出して欲しいのが、特別区はコンピテンシー面接だということです。

 つまり、結果よりも考え・行動を見られています。
 強みを発揮するに至った思考回路、行動指針を知りたがっているので、そこを欠かさずアピールしてください。志望動機に至った心の動き、不変的な考え方を伝えてください。

これができるだけで他の受験生と圧倒的な差をつけることができます!

 

 3分間プレゼンは面接の序盤も序盤にあるので、ここでの流れが面接全体に影響します。
 最初は全然できなくて当然。練習すればするほど確実に上達します。覚悟を決めてひたすら練習あるのみ。諦めずに立ち向かってください!

 

あなたが一つのことをやり遂げた経験を挙げ、その中で最も困難だと感じたことと、それをどのように乗り越えたかを教えて下さい。

 民間企業ではよくあるタイプの質問ですね。主に受験生のストレス耐性職務遂行能力が見られています。

先輩合格者
先輩合格者

特別区の仕事はストレスフルなものが非常に多い。細かい事務作業から住民からのクレーム対応などなど。。

 そんな状況でもくじけず頑張れるかチェックされています(この質問の他にもストレス耐性をチェックする質問がとても多くされます)。

 また、特別区は住民の生命や財産を預かるクリティカルな仕事ばかりです。したがって、困難だからといって途中で投げ出すことは決して許されません。そこで、困難な状況から逃げることなく乗り切れるかどうかこの質問でチェックされています。

 この質問も当然、コンピテンシーが評価されています。

 最も困難だと感じた状況に対しどのように乗り越えたか、という経験から行動特性を抽出します。その行動特性が「優秀な職員」と合っているかどうかが判断されます。

 ということは、「自ら考え行動する人材」が「最も困難だと感じた状況に」に向き合ったときにどんな行動をするのかを想定して書くことが必要です。

 すると、困難に対して解決策を「考え」、解決にむけて諦めず「行動」した経験が最も適切な回答になるでしょう。

先輩合格者
先輩合格者

ここで書いた行動は「不変的」で「一貫性」があることがとても重要です!

特別区はコンピテンシー面接です。すわなち、他に同じような質問をされたときでも、ここで書いことと同じような行動をとっていれば、一貫性があるので高く評価されます。

 たとえば「何か課題や困難があって、それを乗り切ったエピソード」を語る機会が多いと思います。

 どんな聞かれ方をしても、一貫して同じ考え・行動で乗り切ったことを話すことで、不変的な行動特性があることを示すことができます。

ここは非常に重要なポイントなので必ず覚えておいてください。

 

目標達成に向けてチームで行った経験において、チームへの貢献につながったあなた独自のアイディアを、ご自身の役割とともに教えて下さい。

特別区に限らず公務員組織は、チームやグループで行動することがほとんどです。

一人で完結する仕事なんてありませんし、一匹狼は必要ありません。

そこで、チームやグループでうまくやっていけるのか?この質問で見られています。

「役割」というのはリーダーやムードメーカーといったもの。この役割から面接官はあなたが特別区でどんなはたらきをするのか想像します。

 リーダーは確かに評価が高いかもしれませんが、それ以上に面接全体の一貫性の方が重要です。リーダーなのに強みが「縁の下の力持ち」だったら一貫性がありません。

先輩合格者
先輩合格者

役割を盛ってしまうと後で必ずぼろが出ます!正直に、自分の役割を話すことが一番です。

「独自のアイディア等によって」は気になりますが、なにも奇抜なことを求めているわけではありません。しっかりと「考え」を持っているか確認しているのです。ただ単に役割を果たすだけではなく、状況を思考してチームに貢献しているかを見ています。

 問いの中心は、あくまであなた個人の活躍です。チームで達成した目標はサラッと伝える程度にしてください。たまに輝かしい成果を延々と書く方がいますが、それはNGです。コンピテンシー面接なので成果は評価されません。考え・行動が見られています。

 問われ方こそ異なりますが、本質は前の設問「あなたが今までに最も困難だと感じた状況を挙げ、それをどのように乗り越えたかを教えてください。なたが今までに最も困難だと感じた状況を挙げ、それをどのように乗り越えたかを教えてください。」と同じです。
 「課題・困難に対してどんな行動特性を発揮したのか」が中心の問いです。

 したがって、前の設問と行動特性を合わせる必要があります。そうでなければ、一貫性がない=状況によって変動する行動特性だということで評価されません。
 目標を達成するにあたっての課題・困難に対し、あなたがチームで何を「考え、行動」したのかをアピールしてください。

 

特別区の面接でされる定番の質問とは?

面接で一番恐れるべきは「想定外の質問」ですよね。。

緊張している中で想定外の質問が来たらベストな回答なんてすぐには浮かびません。

そこで、過去の受験生たち(同僚)や予備校講師から今まで特別区でされた質問を洗い出し、分析しました!

コンピテンシー面接の頻出質問パターン

コンピテンシー面接とは、受験生の不変的な行動特性を見出す面接手法のことでしたね。

従来の面接手法ですと、面接官はただ用意された質問を機械的に行うだけなので、受験生にうまくかわされてしまっていました。

先輩合格者
先輩合格者

これでは表面的な人格しかみえてきませんよね。。

そこでコンピテンシー面接では、受験生の行動特性をあぶり出すための巧妙な質問パターンといものが存在します!それは大きく分けて3つあります。

①5W1Hの追求
②「どう思った?」
③「他には?」

これらは非常に頻出です。

あらかじめ知っておくだけで圧倒的に面接が有利になりますので、必ず対策してください。

では、順に解説していきます。

5W1H

 あなたのエピソードについて、5W1Hをとにかく根掘り葉掘り聞いてきます。
 「いつから?」「どうやって?」「誰と?」「どこでやったの?」といった具合に容赦なく追及してきます。

 したがって、用意したエピソードは「5W1H」なにを問われても答えることができるように準備することが必要です。

 面接官はあなたの行動特性を見極めると同時に、エピソードの真偽も確かめています。本当のエピソードならば5W1Hを回答できるはずだからです。

 少なくとも面接カードに書いたエピソードは、5W1Hを即答できるよう準備しておくことが必須です!

 

「どう思った?」

 あなたのエピソードに対し、随所で「そのときどう思った?」「いやだと思わなかった?」といった感情を聞いてきます。

コンピテンシー面接の核となる考え方・行動指針を見極めるためにこういった質問を連発します。

先輩合格者
先輩合格者

用意したエピソードを話すことは簡単ですが、その時々の感情まで追及されると面喰ってしまうものです。。

コンピテンシー面接なので、感情も一貫性を意識してください。コツは、同じような状況ならば、同じ感情を表現することです。

用意したエピソードは、当時の自分になりきって鮮やかに感情表現できるまで練りこむことが求められます。

 

「他には?」

 これこそ、特別区名物!受験生が嫌がる質問ダントツNo1ですね笑

 たとえば「リーダーシップを発揮した経験を教えてください。」といった質問がきたとして、用意していた回答を自信を持って返します。ところが、面接官は「その経験の他にリーダーシップを発揮したことはある?」と聞いてきます。
 もし受験者が一つの回答しか用意していなかった場合、回答に窮してしまいます。

先輩合格者
先輩合格者

せっかく磨き上げた回答を意に介さず、他の回答を求められます!

 このように特別区では、あるテーマに対して「他には?」と別の回答を要求してくることが頻繁にあります。

コンピテンシー面接では、受験生の不変的行動特性を見たがっています。
したがって、一つのエピソードだけだと

先輩合格者
面接官

その時は、たまたまそういった行動をとっただけでは?

状況が違えば別の行動をとったのでは?

と思ってしまいます。そこで、もう一つのエピソードを聴き、そこでも同じ行動特性が見られたら確信する。という手法です。 

あらゆる回答について、2つ以上用意するのはとても困難だと思います。

したがって、少なくとも面接カードに書いたエピソードを支える「もう一つのエピソード」を用意しておくことをおすすめします。

 

決まった答えがある質問

面接の質問は大きく分けて2種類に分かれます。

①あなたならではの回答ができる質問
②答えがほぼ決まっている質問

①は面接カードに書いた内容です。十人十色の回答が期待できますので、あなたの個性をしっかりと知ることができます。

一方で②のような質問も数多く存在します。たとえば、

「能力以上の仕事を任せられたらどうしますか?」
「上司と意見が対立したらどうしますか?」
「クレーマーにどう対処しますか?」

といった質問。いかがでしょうか?人によって個性がでる回答ではないことが分かるかと思います。

こういった質問はすでに「答え」が決まっており、それを「知っているか知らないか」の勝負になってしまいます。いわば、面接における「知識問題」です。

こんな質問では受験生の個性をみることはできないにも関わらず、面接官からすれば「できて当然」というスタンスです。いくら面接カードで魅力的な回答ができていても、知識問題で満足いく回答ができなければアウトです。

面接は受験生の個性を見極める場のはずですが、なぜこのような知識問題が重視されるのでしょうか?

 それは、どれだけ真剣に対策してきたのか確かめるためです。
 面接カードを仕上げるのは当たり前で、こうした基礎知識も漏れなく押さえているかどうかで本気度をチェックしています。

1万5千人受験すれば1万5千通り答えがある質問とは違い、求められる正解が確かにあります。時間をかけてもクオリティが上がるわけではないので、こうした質問は解答集をつかってサクッと対策するのが最も効率的で間違いありません。

 

まとめ

あらゆる自治体は面接重視の傾向になっており、特別区も例外ではありません。

特別区はリセット式(筆記試験の成績は無視して、面接だけで合否がきまる)ではないと言えども、筆記試験全体のと同じ配点だとされています。

つまり、面接の結果次第で簡単に逆転が起こるということです。

面接対策は自己分析、面接カード作成など大変なことが多いと思います。

しかしここが人生の踏ん張りどころです。覚悟を決め、惜しみなく対策して上位合格を目指してください!
そして希望区を勝ち取り、あなたがやりがいある幸せな人生をつかむことを願っています!
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